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在宅ワークと化粧の話

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「化粧は出かけるときにするもの」という考えを持っているのであれば、在宅ワーク中に化粧をする必要はありません。

実際、在宅ワーク歴4年目に突入した私も、スッピンで仕事をすることが多いです。

しかし、まったく家から出なくても、オンラインミーティングがなくても、ときどき化粧をしています。

今回は、在宅ワーク中に化粧をする理由と、化粧に関する信念について語ります。

在宅ワークでも化粧をする理由

私が在宅ワーク中でもときどき化粧を楽しむのは、気分転換になるからです。

朝仕事をする前にバッチリ化粧をすれば、1日の戦闘力が上がるような気分になれます。

「今日はマスカラまで使ってフルメイクしたから、怖いものはない!」

とか

「今日はシャネルの口紅を使ったから、顔面の戦闘力は高い!」

とか、ひとりで考えて遊んでいます。

※化粧の効果を「かわいさ」ではなく「戦闘力」で考えるあたり、完全にオタク。

 

どうしても集中力が続かないような日は、お昼や夕方にメイクをすることもあります。

メイク道具を並べて鏡に向き合い、あれこれ考えながら自分の顔を飾っていく時間を経ることで、脳が活性化された感覚になります。

気合いを入れたいときやリフレッシュしたいときに化粧をするのは、私にとって効果的な方法です。

 

そして、普段しないような化粧を楽しめるのも、在宅ワーク中に化粧をする理由です。

普段使わない色のアイシャドウやグロスを使ってみたり、いつもより濃いめにアイラインを引いてみたり。

でかけるときは無難な化粧をしがちでも、在宅ワーク中は思いっきり冒険ができます。

実際に私も、

「アイラインを長めに引いて、不自然にならないギリギリを探る」

とか

「アイシャドウパレットであまり使っていない色をメインにして化粧してみる」

とか、出かけるときにはあまりできないような化粧を楽しんでいます。

冒険の過程で自分に似合う化粧を発見できたら、お出かけするときに試そうという楽しみも増えます。

化粧が楽しいと思うようになったきっかけ

私は、化粧が好きです。

だからこそ、在宅ワーク中に化粧をすることは私にとって良い気分転換になるのです。

ここ2〜3年で急激に化粧が好きになり、もっと化粧の知識を身に付けたいと思って資格も取りました。

 

化粧が好きになったきっかけは、コンプレックスだった重たい一重まぶたを、医療の力で二重にしたことです。

正直、アイプチが無効になってしまうほど重たいまぶただった頃は、化粧が嫌いでした。

雑誌に掲載されている一重まぶた向けメイクを実践しても、重たいまぶたはアイシャドウやアイラインを全部隠してしまう。

ビューラーでまつげをあげても、まぶたの重みですぐ下がってしまう。

綺麗な肌を作り込んで華やかな色のリップで彩りを加えても、起きているのか寝ているのかわからないような目が、すべてを台無しにする。

鏡を見るのも写真を撮られるのも嫌なくらい、自分の目にコンプレックスを抱いていました。

化粧に対しても、「どうせ私がしても変わらないし……」と後ろ向きなイメージを持っていたのです。

もちろん、一重が悪くて二重が優れていると言いたいのではありません。

ただ、私にとって自分の一重まぶたはものすごいコンプレックスであり、お金をかけてでもどうにかしたい対象だったのです。

 

そして3年ほど前に決心して、医療の力で二重まぶたにしました。

劇的な変化を遂げたというほど変わってはいませんが、それでも化粧は格段に楽しくなりました。

アイシャドウやアイラインがまぶたで隠れず、ビューラーを使えばまつげが難なく上がる感動。

そんな経緯もあり、私にとって化粧は気分を上げるためのものなのです。

化粧は自分のためにするもの

在宅ワークで化粧をすると言うと、たまに「誰にも見られないんだから、意味ないじゃん」と言われることがあります。

でも、私は「人に見せるため」でなく「自分の気分を上げるため」に化粧をしているので、在宅ワークだからといって化粧が無駄だとは思いません。

自分のために自分の顔を好きに飾るんだから、誰に見られなくても問題なしです。

この「人に見せるためでなく、自分の気分を上げるために化粧をする」という信念に辿り着いたのは、とある苦いエピソードがきっかけでした。

 

男性の友人で、「近くで飲んでいるから、今すぐ来いよ!」といつも急に連絡してくる人がいました。

私はスッピンで出かけることが苦手なので、「急に言われても無理。化粧もしていないし」と断っていたんです。

そのたびにその友人は、「大丈夫!俺、スッピンでも気にしないから!」と言っていました。

彼なりの気遣いだったのかもしれませんが、この一言を投げかけられるたび、違和感を抱いていたんです。

彼が無意識的に「女が化粧をするのは、男のため」と考えているような気がして。

私が化粧をするのは私のためであって、決して彼のためではない。

だから「私は化粧をしていないから出掛けたくない」と言っているのに対する「俺は気にしない」という声かけは、ずれているように思えたのです。

私は自分の気分を上げるために、化粧をしている。

「あなたの隣に、なるべく綺麗な自分で並びたいから♡」

なんて言うかわいさは、持ち合わせていません。

結局、「人のためでなく、自分のために化粧をする」という信念は、今も変わらず貫いています。

在宅ワーク中も気分を上げられるなら化粧を取り入れよう

在宅ワーク中に化粧をすることは、人によっては良い気分転換になるでしょう。

ひとりで手軽に気分を上げられる方法として、化粧はおすすめです。

普段使わないアイテムを取り入れたり濃さを変えたりして、在宅時の化粧を楽しんでみてくださいね。

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