こんにちは。フリーライターの相良海琴(@mikoto_write)です。
2020年1月、初めて圧力鍋を購入しました。
アサヒ軽金属工業株式会社の、ゼロ活力なべMサイズ(ZK 3.0L型)です。
圧力鍋は料理上手の方々が使うもので、自炊めんどくさい勢の私には縁がない。
そう思い込んでいましたが、いざ購入して使ってみると、圧力鍋は在宅ワーカーの強い味方になってくれることがわかったのです。
今回は、在宅ワークと圧力鍋の相性について書いていきます。
【注意!】
これから書くのは、
- 何食も同じ料理が続くことをまったく苦痛に思わず
- ひたすら自炊が面倒で
- できる限り簡単に日持ちする料理を作っておきたい
一人暮らしの在宅ワーカーによる圧力鍋おすすめ記事です。
毎食きちんと料理をする方には、何の役にも立たないと思います。ご了承ください。
自炊頻度を下げたい在宅ワーカー、圧力鍋の購入を決意する
はじめにお伝えしますと、私は自炊があまり好きではありません。
決して下手なわけではないんです。決して。
レシピ通りに作るので、おぞましいクリーチャーをこさえたりはしません。
でも、毎日キッチンに立って料理を作るのは、たまらなく面倒くさい。
家事に関しては、とても怠惰なのです。
だからなるべく自炊の頻度を下げられるよう、大鍋でまとめて作れるカレーや煮物などをよく作ります。
しかし、煮込み料理は火加減を見張らなくてはいけないので、時間がかかってしまうのが難点。
それでも、1回まとめて作ってしまったほうが毎日自炊するより楽だろうと考え、時間がかかることは仕方ないと思っていました。
そんな私の考えを変えたのが、圧力鍋だったのです。
圧力鍋に興味を持ったきっかけは、実家に帰省した際母が放った一言。
母「圧力鍋いいよー。放っておくだけで煮物ができるし」
「放っておくだけ」。
怠惰な私にとって、とても魅力的な言葉です。
そこで、帰省を終えたあとすぐに圧力鍋のリサーチをして、購入に至りました。
使ってみてわかった在宅ワークと圧力鍋の相性の良さ
3カ月ほど圧力鍋を使ってみて、私のように自炊を面倒くさがる在宅ワーカーと圧力鍋は、相性がとても良いと感じました。
その理由は、仕事をしているあいだに料理が完成するからです。
例として、煮物を作るときの手順を見てみましょう。
好きな野菜やきのこを大きめに切って調味料とともに圧力鍋に入れ、しっかり蓋をします。
ドラゴン○エストのスライムのような形のおもりを鍋蓋にセットし、強火で加熱します。
おもりがグラグラと大きく揺れたら、火を止めましょう。
(加圧調理の場合は、揺れた状態を指定時間キープします。加圧不要のメニューなら、すぐ火を止めてOKです)
火を止めてもしばらく鍋内部の温度は下がらず、圧力がかかっている状態です。
内部の圧力が下がるまで、蓋を開けずそのまま放置しましょう。
火を止めているので、目を離して仕事に没頭しても問題ありません。
好きなときに料理をして、好きなときに仕事ができる在宅ワークの良さを、存分に活かします。
おもりの左手前にあるピンは内部に圧力がかかると出っ張りますが、圧力が下がったらへこみます。
しばらく放置してピンがへこんだのを確認したら、おもりをずらして圧力を抜き、蓋を開けます。
すると、鍋の中には柔らかく煮込まれたお料理が……!
固いニンジンも、舌で押しつぶせるくらい柔らかくなります。
しかも、圧力鍋で調理すると、野菜の旨味がすごく感じられるのです。
切った具材と調味料を入れ、数分火にかけてから放置するだけで、手軽においしい1品が完成します。
火加減を見張る必要もなく、仕事をしている間に煮込み料理ができてしまう。
長時間家で過ごす在宅ワーカーと圧力鍋調理は、相性抜群だと思います。
重くてかさばるので、程よいサイズの圧力鍋を選ぶべき
もっと早く、圧力鍋を買っていればよかった。
心底そう思う私でも、いくつか圧力鍋のデメリットは感じます。
まず、重い。
私が購入したのは、3.0Lの圧力鍋です。
これを使えば、680mlタッパー2つ分くらいの煮物を一度に作れて大変便利です。
しかし、本体の重さは約2.5kg。
圧力鍋としては軽い部類に入るようですが、やはり普通の鍋に比べるとずっしりとした重さがあります。
調理中に持ち上げることはありませんが、洗い物をするときは結構大変です。
もっと大きい圧力鍋を選べば一度に作れる料理の量もさらに多くなりますが、その分重くなってしまいます。
また、圧力鍋はかさばることもデメリットです。
私は他の鍋やフライパンを取っ手の取れるティファールで揃えているため、すっきりと収納できています。
唯一圧力鍋だけは取っ手が取れないので、大変かさばるのです。
しかし、圧力鍋の特性上重いこともかさばることも仕方ないので、手軽に料理を作れる代償としてこれらのデメリットは我慢しています。
圧力鍋を購入するときは、重さや体積を考えて自分が我慢できるところで妥協点を見つけるのが良いでしょう。
一人暮らしであれば、3.0Lの圧力鍋はちょうどいいサイズだと思います。
アサヒ軽金属工業の圧力鍋の購入方法
私はアサヒ軽金属工業の圧力鍋しか使っていませんが、初めての圧力鍋でも特に問題なく使いこなせています。
圧力鍋を購入すると説明書が付いてくるはずなので、記載通りに正しく使えば問題ありません。
私が圧力鍋を購入したときは、使い方やレシピが載っているお料理BOOKがついてきました(写真左)。
アサヒ軽金属工業は自社公式通販サイトを持っているほか、楽天市場・Amazon・Yahoo(PayPayモール)の大手通販サイトにも出店しているため、好きなサイトで圧力鍋を購入できます。
サイズMの圧力鍋(レシピブック付き)の価格は、いずれのサイトでも同じ29,590円(税抜、2020年4月末時点)です。
時期によっては追加のレシピ本や真空ボックスなどが付いたお得なセットもあるので、内容を確認してみることをおすすめします。
アサヒ系金属工業公式サイト
仕事の合間に料理が完成する感動を味わって
少し準備をして放置するだけでおいしい料理ができてしまう圧力鍋は、長時間家にいる在宅ワーカーの自炊を助けてくれるアイテムだと感じます。私と同様に自炊が面倒だと感じる方にも、圧力鍋調理の手軽さを体験していただきたいです。